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2024/10/23

「ふぉれぷれ!森のようちえん」活動レポート(2024年10月13日)

 仙台大学子ども運動教育学科(庄子研究室)主催の「ふぉれぷれ!森のようちえん」第1回を、2024年10月13日(日)に南蔵王野営場にて開催しました。30名の子どもたちが参加し、自然の中で豊かな体験を重ねました。
 

活動内容と学生の活躍

本活動では、仙台大学子ども運動教育学科の2年生と3年生が中心となって、子どもたちの体験をサポートしました。
 
1. 森でミッケ!  
 学生たちは、子どもたちといっしょに森で探検!葉っぱの形や木の実の色など、季節の変化を一緒に発見していきました。

森でフシギをミッケ!

2. おひるごはんづくり体験  
   野外炊事のカートンドッグとコーンスープ作りを通じて、食育の実践も行いました!子どもたちと学生が協力して、おいしいおひるごはんができあがりました!
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自分で作ったカートンドッグおいしい~!


3. 森の自由遊び  
   子どもたちの自由遊びを見守りながら、「やりたいことをやってみる」時間!学生たちは遊びの提案や安全確保、おにごっこや焚き火など、子どもたちの創造力豊かな遊びをサポートしました。

焚き火でレインボーファイヤー!


 

参加者と学生の声

[参加した子どもたち]

「自分で作ったホットドッグがとってもおいしかった!お家でも作ってあげたい!」(6歳児)

「自分で火をおこせたのが嬉しかった。家でもお手伝いしたい!」(5歳児)

「お姉さんと一緒に虫探しをしたら、初めて見る虫がいっぱいいた!」(4歳児)

[保護者]

「普段見られない子どもの姿に驚きました。自然の中での成長を実感しています」

「家では『危ない』と止めてしまうことも、ここでは挑戦させてもらえて感謝です」

[参加学生]

「子どもたちの『なぜ?』という質問に答えるのが難しく、私ももっと勉強しないといけないと感じました」(3年生)

「一人ひとりの子どもの個性に合わせた声かけの大切さを学びました」(2年生)

「自然の中での保育の魅力を肌で感じ、将来の進路の参考になりました」(3年生)

 

教育的効果

本活動を通じた参与観察の結果、子どもたちと学生に以下のような成長が見られました。
[子どもたちへの効果]

自然観察力と好奇心の向上:様々な植物や昆虫を観察することで、自然への興味が深まりました。

協調性の発達:グループでの活動を通じて、友達と協力することの大切さを体験しました。

自立心の成長:火おこしや調理など、初めての体験に挑戦することで自信をつけました。

[学生への効果]

実践的な保育スキルの習得:子どもたちとの直接的な関わりを通じて、臨機応変な対応力が身につきました。

子ども理解の深化:様々な年齢や個性の子どもたちと接することで、個別対応の重要性を学びました。

環境を活用した保育の理解:自然を教材として活用する方法を、実践的に学ぶことができました。
 

今後の展望

 11月2日(土)、12月15日(日)にも同様のプログラムを予定しています。季節の変化とともに、子どもたちと学生の成長を見守りたいと思います。
 自然の中での遊びは、子どもたちの心身の健やかな発達に大きな役割を果たします。同時に、将来の保育者である学生たちにとっても、貴重な学びの場となっています。今後も安全に配慮しながら、豊かな自然体験と学びの機会を提供してまいります。


※本活動は、国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。
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